大阪大学はこのほど、同大理学研究科・理学部のWebサイトの一部が、第三者の不正アクセスを受けて改ざんされ、閲覧者がPCにウイルスに感染した恐れがあると発表した。
6月12日午前8時半ごろ、職員がアクセスした際、ウイルス対策ソフトがウイルス発見を警告したという。改ざんされたサーバはネットワークから隔離し、原因を調査している。
閲覧者は、意図しないファイルをダウンロードし、ウイルスやマルウェアに感染した可能性があるとし、ウイルススキャンを呼びかけている。
関連記事
- 毎日放送Webサイトが改ざん被害 弁護士事務所の画像に転送
毎日放送(MBS)の公式サイトが改ざん被害。都内の弁護士事務所の画像に転送されるようになっていた。 - H.I.Sなど3サイト改ざん 閲覧者がマルウェア感染の恐れ
旅行代理店H.I.Sのサイトとブログサービス「JUGEM」、動画サイト「pandora.tv」が改ざんされ、閲覧者がマルウェアに感染していた恐れがあることが分かった。 - 「ワコール」Webサイト改ざん、閲覧者にウイルス感染の恐れ 32サイト停止、サーバ移転へ
ワコールは、同社公式サイトが不正アクセスで改ざんされたと発表した。現在サーバの移行作業を行っており、再開は4月下旬以降を予定している。 - 日本に集中するFlash Player脆弱性の悪用攻撃、対策はパッチ適用
Flash Playerの既知の脆弱性を突く攻撃が5月中旬から日本で急増し、銀行口座の情報を盗み取るマルウェアに感染する恐れがある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.