ニュース
Mozilla、New York Timesらとオープンソースの記事コメントシステム構築で協力
MozillaがNew York Times、Washington Postと協力し、読者のエンゲージメントを深めつつメディアによる管理もしやすいコメント欄システムを構築する。システムは2年後に完成し、オープンソースで公開される見込みだ。
Mozilla、米New York Times、米Washington Postは6月19日(現地時間)、オープンソースの記事コメント/コミュニティーシステムの構築で協力すると発表した。読者のコンテンツへのエンゲージメントを深めつつ、コメントの管理を簡易化するシステムの構築を目指す。
メディアやジャーナリズムをサポートする非営利団体、Knight Foundationがこのプロジェクトに389万ドルを出資する。システムは2年後に完成する見込み。システムはオープンソースなので、メディアや個人がダウンロードして使うことが可能だ。
このシステムでは、記事の読者はコメント欄に画像やURLなどを埋め込むことができ、メディアはこうしたコメントやユーザーデータを収集・編集して新たなコンテンツに生かせるようになるという。
関連記事
- Firefoxへの広告導入、Mozillaが意図を説明 「プロジェクトを支える売り上げを得ることになる」
MozillaがFirefoxに初めて広告を導入しようとしていることについて、ミッチェル・ベイカー会長がその理由と概要を説明した。 - New York Timesのオンライン版、更新システムを含む大幅刷新
大手新聞のオンライン化の先駆者的存在であるNew York Timesが数年ぶりに大幅にリニューアルした。 - YouTube、コメント品質向上対策でGoogle+との統合が必須に
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.