任天堂は6月24日、岩田聡社長が胆管腫瘍の切除手術を受けたことを明らかにした。通常業務に復帰するまでにしばらく時間がかかるとして、27日の定時株主総会は欠席するという。
岩田社長が株主宛てに公開したコメントによると、精密検査で胆管腫瘍が見つかった。胆管腫瘍は早期発見が難しいとされているが、自覚症状がない段階で見つけることができ、早期に手術で切除することが望ましいとの診断を受けて先週、手術を受けた。予定通り無事に終了したという。
メールなどでの仕事のやり取りは再開しているが、通常業務への復帰にはしばらく時間が必要としている。岩田社長は「今は治療を優先させていただき、一刻も早く健康を取り戻して、社業の発展のために邁進してまいりたい」としている。
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