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P2Pソフト導入済みPCを販売・操作方法教えた男を著作権侵害ほう助で摘発 JASRAC初告訴
P2Pファイル共有ソフトをインストールしたPCを販売し、操作方法を教えたことで著作権侵害を助けたとして香川県警が男を著作権法違反ほう助の疑いで送検。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、P2Pファイル共有ソフトをインストールしたPCを販売し、操作方法を教えることで著作権侵害を助けたとして、香川県警が6月24日、高松市の男(39)を著作権法違反のほう助の疑いで送検したと発表した。JASRACが告訴していたもので、P2Pソフトによる違法アップロードのほう助容疑で告訴したのは初めて。
JASRACによると、男は経営する家電販売店で、P2Pファイル共有ソフト「Cabos」をインストールしたPCを徳島県鳴門市の女(35)に販売。女はCabosを使ってJASRAC管理楽曲を含む音楽ファイルをネット上に無断で公開し、不特定多数のユーザーに送信できる状態にした著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで送検された。
女は男の店舗で購入したPCを使って5年ほど前からCabosを使うようになり、同ソフトを使って入手した約2000件の音楽ファイルを保存していたという。男はPCの販売後、女性からCabosが正常に動作しないという問い合わせに応じ、同ソフトの再インストールを行っていたという。
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