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「将棋電王戦リベンジマッチ」菅井五段VS習甦 “23時間ぶっ通し”夜通し対局
菅井竜也五段と習甦の「将棋電王戦リベンジマッチ」が7月に行われる。将棋界初となる夜通し対局だ。
ドワンゴと日本将棋連盟は6月25日、菅井竜也五段とコンピュータソフト習甦による「将棋電王戦リベンジマッチ」を7月19日午後1時から開催すると発表した。
3月に行われた「第3回将棋電王戦」第1局で習甦に敗れた菅井五段が再び挑む。前回対局時は持ち時間各5時間で行っていたが、今回は人間の思考力を考慮して8時間に延長。同日行われる「ニコニコ23時間テレビ」との連動企画として夜通し行い、完全生中継する。
菅井五段はプロモーションビデオの中で「コンピュータは疲れずに100%の力を常に出せるが、人間は追い込まれたら120%の実力が出せると思う。習甦の方が疲れたというくらいやってやろうかなと」と意気込みを語っている。
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