ニュース
理研、小保方氏の実験室の写真公開 カードで入退室管理、監視カメラも
理化学研究所は、小保方氏が「STAP細胞」の検証実験を行う実験室の写真と見取り図を公開。入退室はIDカードで管理され、天井に監視カメラが2台設置されている。
理化学研究所は7月15日、小保方晴子氏が「STAP細胞」の存在を検証するための実験を行う実験室の写真と見取り図をWebサイトで公開した。広さは25平方メートルで、出入り口は1つのみ。入退室はIDカードで管理され、天井に監視カメラが2台設置されている。
実験室は、神戸市内の発生・再生科学総合研究センター(CDB)内に設置。実験台、試薬などの保管庫、インキュベーター(細胞培養器)、クリーンベンチ(無菌操作のための作業台)などを備えている。
小保方氏の実験は、理研が行っている検証実験とは別に実施。研究所が指名した立会人のもとで行う。
関連記事
- 24時間モニターで監視、鍵付き実験器具……小保方氏参加の検証実験、透明性確保
小保方氏が参加するSTAP細胞の再現実験について理研は新たに実験室を設け、24時間モニターで監視、鍵付きの実験器具を用意するなど透明性を確保する。 - 「STAP現象」再現実験に小保方氏参加 新たな疑義の調査も
理研は、「STAP現象」の再現実験に7月1日から小保方氏を参加させると発表した。4月以降に指摘された論文の新たな疑義についての予備調査も始めた。 - STAP論文撤回、Natureも反省記事 「共著者の名声だけで掲載」 小保方氏「おわびします」
STAP論文の撤回についてNatureが分析記事を掲載。共著者の名声だけで掲載を決めてしまったために起きたとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.