快眠をサポートする球形ガジェット「Sense」、129ドルで今秋発売へ
快眠サポートガジェット「Sense」は、寝室の温度や明るさや、ユーザーの睡眠をトラッキングし、睡眠サイクルに合わせたスマート目覚ましやより快適な眠りのためのアドバイスを提供する。KickStarterでスタート数時間で目標額を獲得した。11月に一般発売する見込み。
米新興企業Helloは7月23日(現地時間)、ユーザーの快適な睡眠をサポートするシステム「Sense」のプロジェクトを米クラウドファンディングのKickstarterで立ち上げた。立ち上げから十数時間後の本稿執筆現在、既に目標額の10万ドルを超える26万3645ドルを獲得している。
Senseは光、音、温度、湿度、微粒子、近接センサーを搭載する球形の本体と枕に装着する睡眠トラッキング用の小さな「Sleep Pill」、iPhone/Androidアプリで構成されており、正式な販売価格は129ドルになる見込み。一般への発売予定は11月。
本体にはスピーカーとLEDライトも搭載しており、快眠をサポートする音を出したり目覚ましを鳴らしたり、寝室の環境を色で示したり(睡眠に適していれば緑に光る)する。目覚ましはユーザーの睡眠サイクルに合わせ、浅い眠りのタイミングで鳴るようになっている。本体の上で手を振ればアラームが止まる。
Senseのアプリはユーザーの睡眠の状況を記録し、“眠りの質”を評価する。就寝中に眠りが浅くなったりした場合、その原因についても説明する。例えば明け方にごみ収集トラックの音で眠りが浅くなった、といったことが分かる。
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Senseプロジェクトは、このプロジェクトのために大学を中退し、Helloを立ち上げたジェームズ・プラウド氏。同氏には“PayPalマフィア”の1人で米Founders Fundのベンチャーキャピタリスト、ピーター・シエル氏が出資している。
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