世界初・大水槽で3Dプロジェクションマッピング、魚たちとCGの融合 新江ノ島水族館「ナイトアクアリウム」に行ってきた:ハルナが行く!(3/3 ページ)
新江ノ島水族館で始まった3Dプロジェクションマッピング「ナイトアクアリウム」に行ってきました。「夜の水族館」で何が起こる……?
隣の「クラゲファンタジーホール」でも「海月の宇宙」と題した映像ショーを上映しています。アカクラゲ、ミズクラゲなど相模湾近海に生息するクラゲの生態を紹介していきます。
新江ノ島水族館はクラゲ展示に力を入れており、普段から来館者にも大人気のコーナー。さらに興味を持ってもらうことを目的に、ナレーションで生態を解説するなど、美しい映像を楽しみながら勉強できます。
1982年から20年以上に渡り、日本の深海研究を引っ張ってきた「しんかい2000」、実は今新江ノ島水族館に展示されているってご存知でしたか? 日本の深海研究の歩みを振り返る映像も、プロジェクションマッピングを使って特別上映されてます。
現役続行を望む署名が国内外から集まるなど、多くの人に愛されてきた「しんかい2000」。1411回の潜航のうち、一番多く潜った海は相模湾だそうです。稼働停止から10年以上が立ち、新江ノ島水族館で常設展示されることが決まった時、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の研究者のみなさんは「なじみの海の目の前じゃないか、お前よかったなぁ!」と口をそろえたと言います。今も年に1回公開整備が行われており、いつでも潜れる状態をキープしているそうです。愛を感じますね。
「ナイトアクアリウム」の開催時間は毎日午後5時から午後8時まで。早めの時間はやや混み合っていますが、午後6時半以降はどこも見やすい印象でした。再入場も可能なので、昼間にイルカショーなどを楽しみ、江ノ島周辺をぶらぶらし、夜また戻ってくるプランもおすすめです。
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