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Microsoft Azure、広い地域で数時間のシステム障害(ほぼ復旧)
Microsoft Azureの複数のサービスで、日本時間の8月19日午前2時前に世界各地でシステム障害が発生した。
米Microsoftのクラウド構築サービス「Azure」に、日本時間の8月19日午前1時過ぎごろから世界の広い地域でシステム障害が発生した。本稿執筆現在はほぼ復旧したが、まだ完全ではない。
米ZDNetなどが掲載したステータスの画像を見ると、日本の東西リージョンも問題発生時点ではクラウドサービスと仮想マシン(VM)の欄にエラーアイコンが表示されていた。
Microsoftのステータス履歴によると、19日の午前1時49分から、日本を含む広い地域でクラウドサービス、仮想マシン、Webサイト、オートメーション、サービスバス、バックアップ、サイト復旧、HDInsight、モバイルサービスを含む多数のAzure Serviceで障害が発生したという。サービスは段階的に復旧している。
本稿執筆時点でMicrosoftから原因などについての説明はまだ発表されていない。
日本の東リージョンでは16日にも午前2時52分から約20分間にわたってシステム障害が発生した。
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