ASUSのAndroid Wear端末「ZenWatch」は本革バンド+曲面ゴリラガラス
ASUSの「ZenWatch」はGear Sよりやや小さく、見た目はより普通の時計に近いAndroid Wear端末。連係スマートフォンのロック解除や手のひらでおおって着信音をミュートする機能などがある。
台湾ASUSTeK Computerは9月3日(現地時間)、独ベルリンでスマートウォッチ「ZenWatch」を発表した。米GoogleのAndroid Wear搭載で、Androidスマートフォンと連係する。
ディスプレイは1.63インチ(320×320)のタッチ対応の曲面ゴリラガラス3で、背面もカーブしたステンレス製。本革のバンド(色はブラウン)が付属するが、一般の時計用バンド(22ミリ)と交換できる。プロセッサはQualcomm Snapdragon 400(1.2GHz)、メモリは512Mバイト、ストレージは4Gバイト、バッテリーは1.4Wh。防水・防塵はIP55。サイズは50.6×39.8×7.9〜9.4ミリで重さはバンドを含めて75グラム。
Androidスマートフォンとの連係では、スマートフォンのアンロックやスマートフォンと一定以上離れると警告する機能、プレゼンのリモコン機能、着信プッシュ機能などがある。着信で音が鳴るようにしている場合、ディスプレイ部分を手でおおうとミュートする機能もある。
健康管理機能としては、万歩計、消費カロリー、心拍数、リラックスレベルなどが確認できる。
価格は199ユーロ(約260ドル)で、第3四半期後半〜第4四半期前半に発売される見込みだ。
変更履歴:当初、バッテリー容量を「1400mAh」としておりましたが、1.4Whの誤りです。お詫びして訂正いたします。[2014/9/4 5:50]
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