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ビル・ゲイツ財団、エボラ出血熱対策支援で5000万ドル寄付
Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏の慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、感染が拡大しているエボラ出血熱対策を支援するため、5000万ドルを寄付すると発表した。
米Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏夫妻の慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団は9月10日(現地時間)、西アフリカで発生したエボラ出血熱対策を支援するため、国際連合機関などに総額5000万ドルを寄付すると発表した。
寄付に加え、公共、民間機関と協力し、患者の治療やワクチン開発などの取り組みを加速していくとしている。同団体は公式Twitterアカウントで「#EbolaChat」タグでエボラ出血熱についてのQ&Aを展開し、その中で協力機関としてUNICEF(国連児童基金)、WHO(世界保健機関)、CDC(米疾病対策予防センター)の名を挙げている。
ゲイツ氏はCEO職をスティーブ・バルマー氏に譲った2000年に財団を設立し、途上国での予防接種推進やエイズ撲滅などに取り組んできた。
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