Microsoft、クロスプラットフォーム(iOS/Android/Windows)のキーボードを発売へ:なぜか[Command]キーもある
Microsoftが、iOS、Android、Windowsで切り替えて利用できるBluetoothキーボード「Universal Mobile Keyboard」を10月に79.95ドルで発売する。
米Microsoftは9月16日(現地時間)、クロスプラットフォームのBluetoothキーボード「Universal Mobile Keyboard」を発表した。10月にMicrosoft Storeで発売する。推定小売価格は79.95ドル。
米AppleのiOS端末、Android端末、Windowsタブレットで利用できる(Windows Phoneにも対応するかどうかは不明)。
ふたの部分にLogitech(日本ではロジクール)が先日発売した「K480」と同様の溝があり、ここを端末のスタンド代わり利用できる。K480ではダイヤルでOSを切り替えるようになっているが、Universal Mobile Keyboardはスイッチ式だ。
同社のキーボードの特徴である「Windows」キーはなく、AndroidのホームキーやMacのCommandキーがある(発表文ではMacで使えるとはしていないが)。
内蔵の充電バッテリーは10分の充電で半年間利用できるという。サイズは109×242×12ミリ(厚さは閉じた状態)で色は黒と白の2色。
Microsoftはサティア・ナデラCEOが提唱する「モバイル第一、クラウド第一」の取り組みの下、アプリやサービスのクロスプラットフォーム化を推進しており、「Office for iPad」やAndroidおよびiPhone向け「Office Mobile」などを提供している。
関連記事
- 2台の端末スタンドにもなるBluetoothキーボード、Logitechの「K480」が50ドルで発売へ
例えば5インチのスマートフォンと8インチのタブレットを「Bluetooth Multi-Device Keyboard K480」の溝に挿し、PCあるいはMacも接続すれば、3台の画面を見ながら1つのキーボードから入力できる。 - MicrosoftはなぜMinecraftを買収したのか
1億人以上の登録ユーザー数を誇る人気ゲーム「Minecraft」開発会社をMicrosoftが買収した。多くのファンを驚かせたこの買収の狙いは。(ロイター) - 「Microsoft Office for iPad」登場──「Office 365」なしでも閲覧は可能
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.