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「ドコモに徹底的に対抗」 ソフトバンクのiPhone 6販売戦略 「アメリカ放題」で差別化(2/2 ページ)
「NTTドコモの攻勢には、徹底的に対抗する」とソフトバンクの宮内謙副社長。米国内で通話/ネットし放題になる新プラン「アメリカ放題」を武器に、iPhone 6/6 Plus販売合戦で一歩抜け出したい考えだ。
「下取り」でキャッシュバック合戦再燃? 「ドコモに徹底的に対抗」
iPhone 6/6 Plus販売をめぐっては、ソフトバンク、KDDI、ドコモの3社で端末価格や料金プランがほぼ横並びとなる中、各社が追加値下げや割引サービスにしのぎを削っている。16日には、ドコモが前日に発表した他社のiPhone下取りキャンペーンにソフトバンクが追随。ドコモとほぼ同じ価格で下取りし、代金を月額料金から割り引くと発表した。
下取りキャンペーンなどMNPユーザー向けの高額割引きサービスの過熱は、総務省が問題視した“キャッシュバック合戦”と同じ構造で、既存ユーザーに不平等なのではという指摘もある。
宮内副社長は「過度な競争がいいことかは疑問が残る」としながらも、「結局これはビジネス。ドコモが私どもの顧客をターゲットにして乗り換えキャンペーンをアグレッシブにやってくる。競合が動けば即座に対抗する。最初は他社端末の下取りまでは考えていなかったが、ドコモさんがやられているのでわれわれも徹底的にやる」と、対抗は致し方ないという見方を示した。
さらに、「料金も横並びと言われるが、ドコモに乗り換えるよりわれわれのほうが十分にお得だ。販売店のサービスの評価も高く、予約の滑り出しは好調。トータルで見て、私どもが買っていただけると思っている」とアピールした。
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