宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は9月30日、小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)を11月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
H-IIAロケット26号機に搭載し、30日午後1時24分48秒に打ち上げる。打ち上げ能力の余裕を利用し、小型副ペイロード3基に軌道投入の機会を提供する。
はやぶさ2は、C型の小惑星「1999 JU3」を探査し、サンプルを持ち帰る計画。小惑星に18年に到着し、20年末に地球に帰還する予定だ。
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