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世界に広めたい日本のポップ・カルチャー作品を“国民投票” 「SUGOI JAPAN」、Web投票スタート
日本のポップ・カルチャーの代表として世界に広めたい作品を一般ファンの投票で選ぶ「SUGOI JAPAN」のノミネート約200作が決定。Web投票がスタートした。
読売新聞社は10月1日、世界に広めたい日本のポップカルチャー作品を“国民投票”で決める「SUGOI JAPAN」のWeb投票をスタートした。「マンガ」「アニメ」「ラノベ」「エンタメ小説」の4ジャンルで計203作品がノミネート。12月31日まで投票を受け付け、来年3月に「SUGOI JAPAN AWARD 2015」として結果を発表する。
「この素晴らしい作品を日本国内だけでなく世界中の人々にも紹介したい」「世界でも大ヒットするに違いない」と多くのファンが支持する作品をファン自身の声で選ぶ試み。2005年からの10年間で日本国内で発表された作品を対象に、一般ファンや有識者の推薦でノミネート作品を決定した。
マンガは「進撃の巨人」「失恋ショコラティエ」「妖怪ウォッチ」など、アニメは「パプリカ」「マクロスF」「ラブライブ!」などが並び、バラエティに飛んだラインアップに。選定者の1人、斎藤宣彦さんは「皆さんもぜひ、今度はこのリストをもとに、友人と『僕ならあれを入れる』『私ならこれだ』といった議論を繰り広げてみてください。きっと、非常に苦しくも楽しい時間が待っていることでしょう」とコメントを寄せている。
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