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Samsung、営業利益が約60%減の業績予想 スマートフォン減速で
Samsung Electronicsの第3四半期の業績予想は、スマートフォン市場の競争が激化する中、営業利益が前年同期比60%減となった。
韓国Samsung Electronicsは10月7日、第3四半期(7〜9月期)の業績予想を発表した。売上高は前年同期比20%減の47兆ウォン(約4兆8000億円)、営業利益は60%減の4兆1000億ウォン(約4200億円)。
4四半期連続の減益で、不調だった前期よりさらに43%減になる。営業利益が5兆ウォンを下回るのは11四半期ぶり。
同社は減益の主な理由を激化するスマートフォン市場の競争によるモバイル事業の減速としてる。同四半期のスマートフォンの出荷台数はわずかに増加したが、プロモーションコストの増加と端末の平均販売価格の下落により営業利益率が低下した。
同社は、高価格帯端末では米AppleのiPhoneシリーズなどと競合し、低価格帯端末の重要な市場である中国ではHuaweiやXiaomiなどの中国勢に押されている。
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