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「将棋電王戦FINAL」、阿久津主税八段など出場棋士5人決定
来年春に行われるプロ棋士と将棋ソフトの対局「将棋電王戦FINAL」の出場棋士5人が決定した。団体戦形式での開催は次回が最後となる。
来年春に行われるプロ棋士と将棋ソフトの団体戦「将棋電王戦FINAL」の出場棋士として、阿久津主税八段、村山慈明七段、稲葉陽七段、永瀬拓矢六段、斎藤慎太郎五段の5人が発表された。
5対5の団体戦形式では今回が最後の大会。同形式の大会を過去に2度行いどちらもプロ棋士側が負け越しており、“背水の陣”として、渡辺明二冠や森内俊之竜王ほか多数の棋士の意見を取り入れて選出したという。コンピュータへの適応性の高い“若さ”と勝率に現れる“強さ”を兼ね備える「ベストに近いメンバー」(谷川浩司日本将棋連盟会長)としている。
現在特設ページと公式PVが公開済みで、日程や詳細は未定。対戦ソフトはトーナメント戦で決定する。
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