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トラックに載るサイズの小型核融合炉、10年以内に実用化へ Lockheed Martin

Lockheed Martinがトラックに載せられるサイズの小型核融合炉を10年以内に実用化できる見通しだと発表した。

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 米Lockheed Martinは10月15日(現地時間)、小型の核融合炉の開発にめどをつけ、10年以内に実用化できる見通しになったと発表した。米報道によると、出力100Mワットで大型トラックの後部に載せられるサイズになるという。

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Lockheed MartinのWebサイトより。同社は小型化したほうが核融合炉の実用化に近づくと考えている

 同社によると、磁場閉じ込め方式の1種による核融合炉を開発中で、従来のコンセプトのものと比べ90%のダウンサイジングが可能という。ロイター通信によると、重水素と三重水素の融合反応を活用し、同量の化石燃料の1000万倍のエネルギーを取り出せるという。

 原子核融合によるエネルギーを取り出す核融合炉は、ウランの核分裂反応を利用する従来の原子炉と異なり、放射性廃棄物を大幅に減らせる可能性を持つが、現時点では実用化には至っていない。Lockheed Martinは「小型化したほうが核融合炉の実現に近づく」として研究を進めている。

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