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Snapchatに初の広告 ターゲティングはせず、24時間後には自然消滅
開封後消える動画メッセージングのSnapchatに初めて広告が掲載された。映画のトレーラーで、開封しなくても24時間後には自然消滅する。広告のためのターゲティングはしないとしている。
開封後数秒で消える動画メッセージングアプリSnapchatを手掛ける米Snapchatは10月17日(現地時間)、初のアプリ内広告を米国で掲載開始すると発表した。
広告はアップデート一覧にランダムに表示され、タップすると普通のSnapchatの投稿と同様に再生した後消える。タップしなければ、24時間後にそのまま消滅する。「スナップやチャットなどのパーソナルなコミュニケーション内に広告を表示するような失礼なことはしない」という。
また、FacebookやTwitterのようにユーザーのアクティビティに基いてターゲティングすることもないとしている。
Snapchatは公式ブログで「多くのユーザーがなぜ広告を掲載するのか知りたいと思う。その答えはみんなの予想通り、金が必要だからだ」とし、この収入をSnapchatをよりすばらしいものにするために使うと約束した。
Adweekなどの複数の米メディアによると、最初の広告は24日に米国で封切られるホラー映画「Ouija」の19秒のトレーラーという。Recent Updateの一覧に「Sponsored」と明示された投稿として表示される。
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