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Microsoft、Dell製オンプレミス用Azureアプライアンスを発表
MicrosoftがDell製のAzureアプライアンス「Cloud Platform System」や新たなVMサービス「G-series」などを発表した。
米Microsoftは10月20日(現地時間)、米Dell製のAzureアプライアンス「Microsoft Cloud Platform System」(CPS)を発表した。11月3日から企業向けに販売する。販売価格は公表されていない。
CPSはDell PowerEdgeサーバにWindows Server 2012 R2、System Center 2012 R2、Windows Azure Packを搭載するシングルラックサーバ。MicrosoftのAzureと同じAzure API、サービス、ハイパーバイザーを、オンプレミスで運営できる。
同社はまた、Azureの新しい仮想マシン(VM)「G-series」と「Azure Premium Storage」も発表した。G-seriesは32コアまでのプロセッサ(Intel Xeon E5)、448GバイトまでのRAM、6.5TバイトまでのSSDを利用できる。Azure Premium StorageはSSDベースのストレージサービス。このサービスにより、読み込みで1ミリ秒以下のレーテンシーでVM当たり5万IOPS以上を実現できるとしている。
G-seriesは年内に提供を開始する計画。価格は公表されていない。
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