ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は10月23日、ネット上で行うグローバルな算数大会「世界算数」(Global Math Challenge)のPCサイトとAndroidアプリを公開した。小学生から大人まで適切な難易度の受験コースを選び、算数の力を試せる試験で、日本語、中国語、英語での提供を予定している。
PC/スマートフォン向けのアプリ「Global Math Challenge」で参加する試験。子ども向け算数大会「算数オリンピック」の委員会が監修した設問を出題する。第1弾として日本語の設問による大会を11月30日に開催。その後、英語と中国語の大会を今年度中に開催する。
ユーザーは年齢に応じた受験コースを選べる。試験は無料で、合計得点を確認できるが、有料(税込2400円)の「スタンダードプラン」を選べば、得点に基づいたランキングや、自分の強み・弱みなどを分析したリポート、設問回答の解説などが確認できる。
「Global Math Challenge」は同社が独自開発したプラットフォーム上で動作するアプリで、プラットフォームは算数以外にも、様々な科目への拡張と展開を考慮して設計したという。今後もさまざまなコンテンツパートナーと連携しながら、国を超えたネット上のコンテストを開催する。
同社はネットワークサービスの研究を事業化まで進めることを目的としたプロジェクトを2012年に開始。世界算数はその成果の1つという。
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