KDDIは10月27日、LTEネットワークによる音声通話サービス「au VoLTE」を12月初旬に始めると発表した。まずLTEのみ対応(国内3G非対応)のスマートフォン「isai VL LGV31」「URBANO V01」の2機種から対応し、今後拡充。国内通信事業者として初めて、全音声通話・データ通信をLTEのみで提供することで、高品質で安定した通信サービスを実現するという。
音声に使う周波数帯域が広くなるため高音質な上、3Gへの切り替えがないため発着信がスピーディーになるとしている。また通話とデータ通信を同時に行うことが可能で、通話中にWeb閲覧やメールの送受信などができるようになる。
VoLTEを活用し、VoLTEによる通話中、スマートフォンの画面や位置情報、カメラ映像などを相手と共有できる「シンクコール」や、最大30人と同時に通話できる「ボイスパーティー」も始める。
料金プランは、LTEスマートフォン向け料金プラン「カケホとデジラ」「LTEプラン」と同じ。
VoLTEはNTTドコモが6月から提供しており、国内ではKDDIで2社目。
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