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テクノロジーで社会を変える「Googleインパクトチャレンジ」、日本で実施 優秀案には5000万円と技術サポート
米Googleがテクノロジーを活用した社会変革の案を募る非営利団体向け支援プロジェクト「Googleインパクトチャレンジ」をスタートした。
米Googleは11月4日、日本国内の非営利団体を対象にした支援プロジェクト「Googleインパクトチャレンジ」の募集を始めた。テクノロジーを活用して社会を変えるアイデアを募集し、優秀案には助成金の提供や技術支援を行う。
日本国内の非営利団体を対象とし、テクノロジーを使った社会変革のアイデアを募る。審査で選ばれた上位4組には5000万円の助成金と同社社員による技術サポートを提供する。特別賞として、女性の社会進出に関わるアイデアに特化した「Women Will」賞を設置する。
審査員は、安倍晋三首相の妻の安倍昭恵さんやMITメディアラボの石井裕副所長、宇宙飛行士の野口聡一さんなど6人だ。
インド、ブラジル、英国、米国、オーストラリアで開催し、日本は6カ国目。「地方の子どもたちに教育の機会を提供するバイク便サイエンスラボ」(インド)、「元受刑者の社会復帰支援」(米国)、「糖尿病による失明を防ぐための低コストモバイルカメラ」(オーストラリア)などが選ばれている。
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