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電通、ロボットビジネス推進へ社内横断組織
電通がロボットビジネスに取り組む社内横断組織を発足。ロボット宇宙飛行士「KIROBO」やソフトバンクの「Pepper」に参加した実績を生かす。
電通は11月1日付けで、ロボット関連ビジネスに取り組む社内横断組織「電通ロボット推進センター」を発足した。ロボット宇宙飛行士「KIBO ROBOT PROJECT」やソフトバンクの「Pepper」に参加した実績を生かし、コンサルティングやコミュニケーション向けロボットの開発・活用、新しいコンテンツの開発などを進めていく。
「KIBO ROBOT PROJECT」では電通はプロジェクト全体のマネジメントを担当。人型ロボット「KIROBO」は国際宇宙ステーション(ISS)に搭載され、若田光一飛行士との会話実験などを実施した。KIROBOは来年帰還する予定だ。またソフトバンクのロボット「Pepper」でもキャラクターや会話エンジンの開発などを担当しているという。
同プロジェクトへの参加実績から、ロボット関連のコンサルティングや活用についての相談が増えたことから新組織を発足。「ロボットを新しいコミュニケーションメディアとして育成し、将来的に人とロボットが共生できる社会の実現に貢献する」という。
具体的には、コミュニケーション領域での活用を中心としたロボット開発・コンサルティングや、ロボットの広告利用、ロボットキャラクターのライセンス管理やロボット競技などのコンテンツ化などに取り組む。ロボット開発では、ロボットクリエイターや専門家との協力体制を整え、顧客ニーズに対応するとしている。
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