ニュース
空飛ぶウェアラブルカメラ「Nixie」、Intelのコンテストで50万ドル獲得
「Nixie」は手首に装着できるが、外せば空を飛んで写真を撮影するという空飛ぶウェアラブルカメラだ。
リストバンドが空を飛んだ──世界初だという空を飛ぶウェアラブルカメラ「Nixie」が、米Intelのウェアラブルデバイスコンテストで優勝し、賞金の50万ドルを獲得した。
Nixieは実験物理学の博士号を持つスタンフォード大学のポスドク研究者、クリストフ・コーストール氏が発明。普段は腕時計のように手首に巻ける形状だが、外れると4つのローターで空を飛ぶドローンとなり、空中から写真を撮影。スマートフォンで閲覧できるという仕組みだ。
「ブーメラン」モード時は飛び立って写真を撮影後、ユーザーのもとに帰ってくる。「フォローミー」モード時は、飛びながらユーザーの撮影を続ける。ロッククライマーなどの自分撮り用途を想定しているという。
現在はプロトタイプ段階だが、将来は市販も計画。獲得賞金は改善に充てるという。
動画が取得できませんでした
関連記事
- 巨大ミッキーがドローンで動き出す? Disneyが“人形遣い”特許出願
ドローンを使って巨大な人形を操る仕組みをDisneyが特許出願している。 - スマホで操縦できる超小型ドローン&高速2輪走行ロボ「Rolling Spider」「Jumping Sumo」 日本発売
スマートフォンで操作できる仏Parrotの超小型ドローン「Rolling Spider」と高速2輪走行ロボット「Jumping Sumo」が8月に日本で発売へ。 - Amazon、ドローン配送の実験許可を米航空当局に申請
米国では商用ドローンの飛行はFAAが決めた地域でしかできないが、Amazonが安全なドローン配送サービス実現のために私有地での屋外飛行実験を許可するようFAAに申請した。 - DHL、ドローン輸送の実地テストを北海ユイスト島で開始へ
独運輸大手のDHLが、AmazonやGoogleより先にドローン輸送の実地テストを開始する。北海沖のユイスト島に医療物資などを完全自動操縦で送り届ける。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.