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“ガラケー”根強い人気 スマホ移行しない理由は
携帯電話市場の“ガラケー”販売率は2012年下半期〜14年上半期にかけて25%前後を維持し、ほぼ横ばい状態。移行しない理由の1位は「不自由ない」だった。
ジーエフケーマーケティングジャパンが11月6日に発表した携帯電話の利用実態調査によると、携帯電話市場におけるフィーチャーフォン(従来型携帯電話)販売数量構成比は2012年下半期〜14年上半期にかけて25%前後を維持し、ほぼ横ばいだった。
18〜69歳のスマホを利用していないユーザーに、購入を検討しない理由を尋ねたところ(ネット調査)、「フィーチャーフォンで不自由ない」という回答が64%と最も多く、2位は「月額利用料が高い」(42%)、3位は「機種の価格が高い」(24%)だった。
スマホからスマホへの買い換えが伸び悩んでいることも、フィーチャーフォン構成比の押し上げ要因になっている。スマホ利用者に対し、1つ前の端末の使用期間を調査したところ、12年(10〜12月)は1.7年だったが、13年(同期)は1.9年、14年(8月)は2.0年に長期化。スマートフォンの機能が向上し、問題点が減ったことが1つの要因と同社はみている。
スマホユーザーにスマホの不満点をきいたところ、トップは「バッテリー持ちの悪さ」だったが、13年上半期で39%、同下半期で29%、14年8月には19%と、約1年で20ポイント減少。バッテリーの大容量化が不満解消につながっているようだ。
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