Motorola、スマホ連動キーホルダー「Keylink」を25ドルで発売 iPhoneもサポート
「Motorola Kelink」は、AndroidあるいはiOS端末とBluetoothでペアリングし、お互いを探せるようになるキーホルダー。Android 5.0端末であれば自動アンロック機能も使える。
中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは11月19日(現地時間)、AndroidおよびiOS端末とペアリングして互いを見つけられるようにするキーホルダー「Keylink」を発売した。価格は24.99ドルで、米国のMotorolaサイトで販売している(本稿執筆現在、日本からは購入できない)。
Keylinkを使うには、スマートフォンに無料アプリ「Motorola Connect」をインストールする。このアプリ(iOS/Android)は日本でもインストールできる。Motorola Connectは、端末を「Moto 360」などのウェアラブル端末やPCと接続するためのアプリ。Moto 360の文字盤をAndroid端末から変更したり、デスクトップのChromeブラウザの拡張機能でAndroid端末を探す(リモートで呼び出し音を鳴らす)機能などがある。
Blutoothで端末とKeylinkをペアリングすると、100フィート(約30メートル)以内であれば、お互いを探し出せる。Keylink(を付けた鍵束)をなくした場合は端末上の地図にその場所が表示され、端末をなくした場合はKeylinkからリモートで端末の着信音を鳴らせる。
また、設定によって、Keylinkがそばにある場合は端末を自動的にアンロックできる(この機能はAndroid 5.0以上を搭載するAndroid端末とMoto X、Droid Turboでのみ利用可能)。
Keylinkは防滴加工されており、バッテリーは一般的な時計用のコイン電池(CR2032)で1年持つ。電池が切れそうになると、ペアリングした端末にプッシュ通知が表示される。
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