ニュース
阪神大震災の写真約1000枚、神戸市がCCライセンスで公開 2次利用OK
阪神・淡路大震災の記録写真約1000枚をオープンデータとして提供するサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」を神戸市が公開した。
神戸市はこのほど、阪神・淡路大震災の記録写真約1000枚をオープンデータとして提供するサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」を公開した。クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンス(CC BY 2.1 JP)で公開されており、自由にダウンロード・2次利用できる(一部の写真はダウンロード・2次利用不可)。
阪神・淡路大震災の発生直後や復旧・復興の様子の記録写真を公開した。「東灘区」「中央区」など同市内の区別にソートしたり、「住宅」「鉄道・駅」「火災」などカテゴリーで絞り込める。
市が保有するデータを誰もが自由に利用しやすい形式で提供しする「オープンデータ」の取り組みの一環。防災学習の資料作成やポスター、Webサイト、アプリ開発などへの利用を想定しており、来年1月17日に震災から20年の節目を迎えるのを機に、震災の経験や教訓を継承するため活用してほしいとしている。
関連記事
- Google、東日本大震災の被災地ストリートビューに「震災2年後」追加 「復興の過程も残したい」
Googleは東日本大震災の被災地域のストリートビューを更新し、新エリアも追加。同地点での光景を時系列順に、最大3枚の写真で比較できる。 - 大震災の体験談、市民が語る動画公開 東松島市図書館
市民が東日本大震災の被災体験談を語る動画を、宮城県の図書館が公開。津波が押し寄せる中、木にしがみついて一命を取り留めた家族の様子など、生々しい証言が聴ける。 - 東日本大震災の写真・動画・Webサイト収集への協力を国会図書館が呼びかけ niconico・はてななど活用
国会図書館は3月11日、個人が撮影した東日本大震災関連の写真や動画の投稿、Webサイトの収集への協力の呼びかけを始めた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.