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美味しんぼ「鼻血問題」で原作者・雁屋氏が意見を出版へ 来年1月刊行
「美味しんぼ」で福島第1原発の取材をした主人公らが原因不明の鼻血に悩まされる描写が物議をかもした問題で、原作者の雁屋哲氏が「私の意見は、本にして来年1月に発行します」と明らかにした。
週刊漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」連載中の「美味しんぼ」で、東京電力・福島第1原子力発電所の取材をした主人公らが原因不明の鼻血に悩まされる描写が物議をかもした問題で、原作者の雁屋哲氏が12月10日付けのブログで、「『鼻血問題に対する私の意見は、本にして来年1月に発行します」と明らかにした。
福島第1原発に関する記述は、「美味しんぼ」第110巻と、12月10日に発売された第111巻に収録。雁屋氏は111巻について「色々と問題になった件も掲載されています。お読み下されば、有り難いと思います」とコメントしている。
また、鼻血問題に関する意見を書籍化することを明らかにした上で、「まずは単行本第110巻と111巻をお読み頂いてから、ご意見を賜りたいと存じます。一部分だけ読んで、あれこれ言うのは反則でしょう」と述べている。
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