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「STAP論文」の「新たな疑義」の調査結果、理研が26日に発表へ
「STAP細胞」論文の新たな疑義についての調査結果が26日に発表へ。一部報道によると調査委員会は、ES細胞が混入した可能性を指摘しているという。
理化学研究所は、撤回された「STAP細胞」の論文について、12月26日午前に記者会見を開き、4月以降に指摘された新たな疑義についての調査結果を発表する。外部識者による調査委員会が調査結果を説明した後、理研理事が会見する。
同論文に関する最初の調査委は外部有識者と理研の研究者などで構成。多数の疑義のうち6点を調査、うち2点を研究不正と認定し、3月末に最終報告書を発表していた。
だが、4月以降に指摘された疑義についても調査するべきだとの声が上がり、外部識者のみで構成する調査委を改めて設置し、9月から調査していた。一部報道によると、調査委はES細胞が混入した可能性を指摘しているという。
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