PlayStation Networkも快方へ 「攻撃を受けた」とソニー
12月25日からダウンしていたソニーのオンラインゲームサービス「PlayStation Network」(PSN)が、28日に遅延はあるもののほぼ復旧した。ソニーは「他のゲームサービスとともに高度な攻撃を受けた」と公式ブログで説明した。
ソニーは12月28日(現地時間)、25日からダウンしていた「PlayStation Network」(PSN)が復旧したと発表した。PSNのサポートページ(米国版)によると、アクセス集中のため遅延はあるがオンラインだとなっている。
日本語の障害・メンテナンス情報ページによると、PSNに接続しにくい障害からは復旧したが、「プレイステーション 4」(PS4)のアカウント作成が利用できない場合があるとなっている。
ソニーは28日、公式ブログのアップデートで「ご存じとは思いますが、PSNと他のゲームサービスは祝日に技術的に高度な攻撃を受けました」と説明し、今回の障害の原因がサイバー攻撃によるものであることを初めて認めた。
“他のゲームサービス”とは、米Microsoftの「Xbox Live」のことを指している。こちらは26日にほぼ復旧していた。その後アクセスの集中で接続しにくくなっていたが、本稿執筆現在、Xbox Liveステータスでは「Maxim」以外は「正常に動作」になっている。
この攻撃については、「Lizard Squad」を名乗るハッカー集団がサービス妨害(DDoS)攻撃を仕掛けたと犯行声明をツイートした。Lizard Squadは25日の午後には攻撃を終了したと宣言。同集団のTwitterによると、オンラインゲーム好きな起業家のキム・ドットコム氏が自身が運営するサービスの無償提供を条件に攻撃中止を持ち掛け、Lizard Squadがこれを受けて攻撃を終了したという。
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