うわさの12インチMacBook AirのポートはUSB Type-Cのみ?──9TO5Mac報道
Appleが開発中とうわさの12インチMacBook Airには昨年8月に仕様策定が完了した上下リバーシブルな「USB Type-C」が採用され、現行11インチより薄く、横幅も狭くなると9TO5MacがApple内部の情報源の話として伝えた。
昨年夏ごろからうわさされている米Appleの12インチMacBook AirのUSBポートは昨年8月に承認されたリバーシブルな「Type-C」になると、米9TO5Macが「Apple社内の情報源」の話として伝えた。この記事には、この情報源の話に基いてレンダリングしたという架空の12インチMacBook Airのリアルな画像も掲載されている。
キートップの幅を狭くすることで本体の横幅を現行の11インチモデルよりも約6ミリ狭くし、縦幅(ディスプレイの縦幅)はやや広いという。ディスプレイの縦横比が11インチモデルではなく13インチモデルと同じになるのかもしれない。
タッチパネルやスピーカー(前面ではなく、キーボードとディスプレイヒンジの間に設置)の変更で、本体側の厚さが削減され、11インチモデルよりも薄くなるという。
薄さの追求のためか、SDカードスロットは搭載されず、ポート類は左側面のヘッドフォンポートと右側面のUSB Type-Cの1つずつだけになるとしている。つまり、モバイル端末や外付け周辺機器の接続も、充電も、このUSBポート1つで行うという(従来モデルにはUSBポート、Thunderboltポート、充電用のMagSafe 2ポートがある)。
USB Type-Cのコネクタはサイズは現行のUSB 2.0 Micro-Bと同程度だが、転送速度はUSB 3.1と同等で、最大100Wまでの給電が可能だ。
9TO5Macは、Appleは通常複数のプロトタイプのデザインを同時に進めることから、このスペックは最終的には採用されない可能性もあるとことわっている。
9TO5Macは当初、12インチモデルが昨年10月のYosemiteと同時に発表されると予測していた。同メディアは現在は2015年半ば、WWDC近辺に発表されるのではないかとしている。
関連記事
- Retina搭載12インチの新MacBookはまだ発表されない?──re/code報道
Appleが10月16日に開催するメディアイベントでRetina搭載の新MacBook Airが発表される可能性はないとre/codeが伝えた。開発中ではあるとしている。 - 次世代USBコネクタ「Type-C」仕様策定完了 小型で上下リバーシブル
プラグの向きやケーブルの向きを気にすることなく利用できる次世代USBコネクタ「USB Type-C」の仕様策定が完了した。 - Appleの「Yosemite」リリースは10月末、12インチの新ノートも発表か──9TO5Mac報道
Appleは、高精細ディスプレイに最適化した新デザインのOS「OS X Yosemite」の10月の発表に合わせ、12インチのRetinaノートとRetina搭載Macを発表すると9TO5Macが報じた。 - 次世代USBのコネクタ「Type-C」は小型で“リバーシブル”に
2014年半ばに策定完了予定のUSBの新コネクタは上下を気にせずさせ、サイズもMicro USB並みになるが、後方互換性はない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.