初音ミクのライブコンサートのような3DCGによる映像専門の劇場が今春、横浜市の横浜駅西口に誕生する。ステージには生身の人間は登場せず、CG映像のみで中長期の公演を行う予定で、日本の技術とコンテンツを組み合わせ国内外から観光客を集めたいという。
コンサートホールを運営するZeppホールネットワークとローソンHMVエンタテインメント、初音ミクライブを考案・プロデュースしたワイドワイヤワークスがプロジェクト実施協定を締結。ワイドワイヤワークスと、大型ホログラフィックステージシステム「eyeliner」による公演を手掛けるstudioTEDが共同で開発を進める。
劇場は横浜駅西口(横浜市西区南幸2-1-5)に設けられ、施設面積は約800平方メートル、定員は400人前後を予定。原則として舞台上に生身の人間が登場しない“CG映像のみ”の中長期公演を想定し、舞台演劇やコンサート、ゲーム、伝統芸能から企業イベントなどを含めた様々なコンテンツ興行を実施するという。
昨年10月に着工し、今春のオープンを予定。シアターのほか、コンテンツ連動を視野に入れた施設の展開も計画しているという。
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