ニュース
ソフトバンクとAlibabaなど、中国のタクシー配車アプリに6億ドル出資
中国でシェアトップのタクシー配車アプリ「Kuaidi」にソフトバンクとAlibabaなどが総額6億ドルを出資。
ソフトバンクグループなどは1月15日、中国でタクシー配車アプリ「Kuaidi」を展開するTravice(杭州)に総額6億ドル(約708億円)を出資することで合意したと発表した。
Traviceは2012年創業。Kuaidiは中国内の300都市以上でサービスを展開し、昨年11月時点のタクシー配車アプリ市場でシェア54.4%を占め、ユーザーは2億人を超えるという。調達した資金で事業拡大を図る。
出資はSoftBank Internet and Media(SIMI)と中国Alibaba、投資ファンドのTiger Globalで実施。SIMIのニケシュ・アローラCEOは「2年という短期間でKuaidiは中国でのタクシー配車アプリ業界において最も有力な事業者となり、今後もその経営陣の優れたビジョンとリーダーシップにより多くのユーザーに支持されていくと確信している」とコメントしている。
関連記事
- Uber、同乗も可能な貨物輸送サービス「UberCARGO」を香港で開始
Uberが、トヨタのハイエースなどのミニバンを使う貨物輸送サービス「UberCARGO」をまずは香港で開始した。ユーザーは目的地まで同乗することもできるので、小規模な引っ越しにも利用できそうだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.