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キヤノン、最終益10.5%増 デジカメ・インクジェット販売台数は前年下回る

キヤノンの14年12月期は最終増益。デジカメは市場が縮小する中、販売台数は前年から落ち込んだ。

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 キヤノンが1月28日発表した2014年12月期の連結決算(米国会計基準)は、最終益が前期比10.5%増の2547億円だった。

 売上高は横ばいの3兆7272億円。オフィス向け複合機やレーザープリンタが堅調に推移する一方、市場が縮小しているレンズ交換式デジタルカメラとコンパクトデジタルカメラは年末商戦が想定を下回り、販売台数はレンズ交換式で前期比17%減、コンパクトで32%減に。インクジェットプリンタの販売台数も前期を下回った。

 コスト削減と円安で粗利率が改善、営業利益は7.8%増の3634億円に。為替差益もあり、最終増益だった。

 今期は売上高3兆9000億円(4.6%増)、営業利益3800億円(4.5%増)、最終益2600億円(2.0%増)を見込む。

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