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Pebble、カラー画面でより薄くなった新モデル「Time」をKickstarterで立ち上げ

電子ペーパーディスプレイが特徴のスマートウォッチPebbleの新モデル「Pebble Time」が、カラーの電子ペーパーディスプレイでマイクを内蔵し、20%薄くなってKickstarterに登場。5月に入手できる155ドルの枠はスタート後数十分でいっぱいになった。

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 米Pebble Techは2月24日(現地時間)、クラウドファンディングサイトKickstarterで、スマートウォッチの新モデル「Pebble Time」のプロジェクトを開始した。開始から数十分で目標額50万ドルを達成し、本稿執筆現在、サポート金額は627万ドルで、5月に179ドルでPebble Timeを入手できる枠にエントリ可能だ。

 ボディカラーは黒、白、赤の3色。ベゼルはステンレス製だ。一般への販売価格は199ドルになる見込み。

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 Pebbleの最初のモデルは2012年にやはりKickstarterで立ち上げられた。その後、eBayやBestBuy、自社オンラインサイトなどで販売している。創業者のエリック・ミジコフスキー氏はプロジェクトの動画で、「われわれを支えてくれている支援者に感謝し、ここに戻ってきました」と語った。

 Pebble Timeのディスプレイは従来通りe-paperだが、モノクロからカラーに変わった。また、マイクを内蔵し、スマートフォンのプッシュ通知への対応を音声で入力できる(電話の着信に対し「後でかけ直す」と音声で入力するなど)。

 OSが新しい「Pebble Timeline」になり、カレンダーやアプリの情報に従来よりアクセスしやすくなる。新OSでも既存のアプリと後方互換性があり、Timelineは既存のモデル(PebbleおよびPebble Steel)にも搭載できるようになる。

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新OS「Timeline」

 ボディの厚さが20%薄くなり、一般に市販されている腕時計用の22ミリ幅のベルトに着せ替えることもできる。

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薄く、腕になじむような設計になった

 側面の3つのボタンは、上のボタンで過去の情報を、中央で現在を、下で今後の予定や天気予報を表示できる。

 Pebble TimeはBluetooth経由でAndroid(Android 4.0以上)およびiPhone(iOS 8以上)端末と同期する。バッテリー持続時間は従来と同じ7日間。

 調査会社Canalysによると、Pebbleの製品は2013年の発売から累計100万台出荷されたという。ミジコフスキー氏が1人で立ち上げたPebble Techも今では約130人を擁する企業になった。

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