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Microsoft、iOS/Androidアプリもサポートする「OneDrive API」を公開
iOS/AndroidアプリやWebアプリ開発者は、「OneDrive API」を使うことでアプリにOneDriveの機能を追加できる。
米Microsoftは2月24日(現地時間)、ストレージサービス「OneDrive」をサードパーティーアプリで利用できるようにするAPI「OneDrive API」をGithubで一般公開した。
Windows、iOS、Android、Webをサポートする。サードパーティーアプリ開発者は、MicrosoftのOneNoteなどと同様のOneDriveとの連係機能をアプリに追加できる。例えばアプリで10Gバイトまでのファイルを保存したり、アプリ内でOneDrive上のファイルを検索できるようになる。
OneDriveの競合サービス「Dropbox」を手掛ける米Dropboxは、昨年12月に同様のAPIを公開している。
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