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IKEA、NexusシリーズなどQi対応端末を無線充電できるテーブルやランプを発表
家具メーカーのイケアが、無接点充電技術「Qi(チー)」を搭載するサイドテーブルやランプを4月に欧州と北米で発売する。GoogleのNexusシリーズやSamsungのGALAXYシリーズを置くだけで充電できる。
スウェーデンの家具メーカーIKEAは3月1日(現地時間)、無接点充電の国際標準規格団体、Wireless Power Consortium (WPC)が推進する無線充電標準規格「Qi(チー)」を採用する一連の家具を発表した。4月に欧州および北米で発売し、販売地域を段階的に拡大していく計画という。
家具の(+)マークの上にQi対応端末を置くことで充電ができる。
IKEAはWPCのメンバー。WPCには、Microsoft、Samsung Electronics、ソニー、パナソニック、東芝、HTC、LG Electronics、ZTEなどが参加しており、MicrosoftのNokiaシリーズ、GoogleのNexusシリーズ、SamsungのGALAXYシリーズの一部がQiに対応している。
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