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ビーコン利用の視覚障害者向け構内案内「Wayfindr」、ロンドン地下鉄で実験中
ロンドン地下鉄が、地下鉄構内の要所に設置したBluetoothビーコンの信号をスマートフォンアプリで受信し、骨伝導ヘッドフォンで音声案内する視覚障害者向け案内サービスを実証実験している。
英ロンドン交通局(TfL)は3月6日(現地時間)、ロンドン地下鉄のピムリコ駅で、Bluetoothビーコンを使った視覚障害者向け構内案内サービス「Wayfindr」を実証実験中であると発表した。
このサービスは、英国王立視覚障害者協会(RNIB)の要請を受け、デジタルサービス設計を手掛ける英ustwoが開発した。ビーコンは米Estimote製のものを使っている。
ピムリコ駅構内の16カ所に設置されたビーコンからの信号をスマートフォンアプリWayfindrで受信し、ustwoのインドア位置情報技術でユーザーの現在位置を割り出して、骨伝導式ヘッドフォンで道案内する。現在は、エスカレーター、改札口、ホームへの道案内を音声で行う。
TfLは今後も実験を続ける計画だ。
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