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文化庁、過去の漫画・アニメ・ゲーム網羅した「メディア芸術データベース」公開
過去に日本で制作された漫画やアニメなどの作品情報を網羅する「メディア芸術データベース(開発版)」を文化庁が公開した。
文化庁は3月17日、過去に日本で制作された漫画やアニメなどの作品情報を網羅する「メディア芸術データベース(開発版)」を公開した。漫画なら明治初期からの約33万冊から検索ができる。誰でも無料で利用可能だ。
漫画、アニメーション、ゲーム、メディアアートの作品情報と所蔵情報をデータベースとして整備。図書館・美術館・博物館や研究者、著作者、企業・業界団体などが協力し、作品情報やイベント情報などを電子化、検索できるようにした。
漫画は明治初期から今年1月までに発行された単行本約25万冊と、明治初期から昨年12月までの約8万冊から検索可能。アニメーションは1917年から昨年9月までに発表されたテレビ・劇場版・OVA約9000タイトル、ゲームは1983年から昨年9月までに発売された家庭用ビデオゲーム機向け作品・1972年から2013年までに発表されたアーケード向け作品・PC-8801対応ソフト合計約3万5000タイトルが登録されている。
メディアアート分野は、1951年から昨年までに開催された約1万の展覧会・イベント情報を網羅した。
データベースは随時更新・追加していく。
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