ニュース
SF的“プラズマシールド”が現実に? Boeingが特許取得
“プラズマシールド”で軍用車などを守る技術の特許をBoeingが取得し、「フォースフィールドだ」と話題になっている。
“プラズマシールド”で軍用車などを守る技術の特許を米Boeingが取得したことが分かり、米メディアで「スターウォーズ的フォースフィールドが実現か」と話題になっている。
Boeingが3月17日付けで取得したのは「電磁アーク放電により衝撃波を減衰する方法とそのシステム」(Method and system for shockwave attenuation via electromagnetic arc)。
爆弾などの直撃を防ぐものではなく、爆発の衝撃波から人や車を守る技術のようだ。爆発などを感知するセンサーとシールド発生部からなり、衝撃波を生じる爆発をセンサーが感知すると、レーザーパルスやアーク放電によるプラズマを発生させ、衝撃波を吸収・反射することで減衰させる──のだという。
実際にこうした防御システムが登場するかどうかは分からないが、米国のネットでは「Boeingのフォースフィールド特許」などと呼ばれ、「民間用途に使えないか」といった議論が起きている。
関連記事
- 米海軍、レールガンを2016年に洋上テストへ 「これはSFではない」
弾丸を電磁誘導で加速して撃ち出す「レールガン」の試作機を2016年から高速船に取り付け、実証実験を行う計画だ。 - 米海軍、レーザー兵器を今夏にテスト配備へ
米海軍がレーザー兵器のプロトタイプを今夏から軍艦に配備し、発射実験を行う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.