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ドコモ、次世代電動車椅子「WHILL」の共同利用サービスで提携
ドコモと次世代電動車椅子を開発するWHILLが提携。通信機能などを搭載し、公共施設などで複数人が共同利用できるソリューションの導入を進める。
NTTドコモは3月25日、次世代電動車椅子を開発するWHILL(横浜市)とモビリティシェアで業務提携すると発表した。WHILLの電動車椅子をドコモのシステムに対応させることで複数の人が共同で使えるようにし、テーマパークや公共施設への導入を目指す。
電動車椅子「WHILL」は前輪に24の小さなタイヤを組み合わせることで、その場で回転・方向転換ができ、坂道や砂利道も走行できるのが特徴。これに通信機能やGPS機能を搭載し、貸し出し・返却管理などドコモのモビリティシェアシステムに対応させることで、共同利用ができるようにする。
またドコモは、パーソナルモビリティの共同利用に向け、RT.ワークス(大阪市)、片山工業(岡山県井原市)と実証実験を4月から来年3月にかけて実施する。2社が開発するパーソナルモビリティをドコモのシステムに対応させ、歩道などで性能や安全性をチェックするほか、ユーザーの利用意向を調べる。
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