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中国政府、「BLOOD-C」など日本アニメを“暴力賛美”と名指しで批判

暴力を賛美するような日本製アニメを配信しているとして、中国政府が同国ネット企業に削除を求めた。

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 暴力を賛美するような日本製アニメを配信しているとして、中国政府はBaidu(百度)などのネット企業に対し、映像クリップの削除を求めているという。英BBCが4月2日に報じた。

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「Baidu百科」のBLOOD-Cのページ

 BBCによると、中国文化部は「BLOOD-C」「残響のテロル」「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」の3作品を一例として名指しで挙げ、暴力や犯罪を賛美する内容だとして「極めて不快」などと批判。動画クリップを配信するBaiduやTencent、Youkuなどに対し、削除しなければ処罰するとしている。

 中国では4月1日から、海外の映像作品をネット配信する場合は作品ごとに許可が必要になり、認められなかった作品は削除しなければならないという。また海外作品の配信数を国産作品に対し一定割合に抑えるよう求めるなど、海外作品の規制強化を進めている。

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