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iBeacon搭載タクシー、乗車中にスマホに動画広告配信 日本交通が実証実験
タクシー乗車客のスマホにiBeaconを通して動画広告を配信する実証実験を日本交通と博報堂などがスタートした。
日本交通と博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂、ACCESSは4月6日、iBeaconを利用してタクシー車内で動画広告を乗車客のスマートフォンに配信するサービスの実証実験を始めた。
東京都内を走る約1600台のタクシー車内にiBeacon端末を搭載し、配車や決済ができるスマホアプリ「日本交通タクシー配車」(iOS/Android)に情報を配信する。乗車時間に応じて配信される企業の動画広告を視聴すると、次回以降のタクシー料金の割引クーポンがアプリに付与される仕組みだ。
博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センターが開発している屋外情報配信プラットフォームを活用。乗車した場所や時間帯、乗車回数に応じて配信する情報を変更する。
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