JR東日本は4月6日、「東京駅開業100周年記念Suica」の申込者に発送スケジュールを通知するメールを送信した。最終申込数は約499万枚に上っており、発送が来年3月にまでずれ込む人もいる。
発送スケジュールはWeb申込分はメールで、郵送申込分は10日までにはがきで順次知らせる。
同Suicaの申し込みはWebが約197万件・郵送が約30万件に上り、枚数はWebが約425万枚・郵送が約74万枚と、Suicaの年間発行枚数を超える規模。3月末までに発送可能な10万枚分は抽選で決め、残りの具体的なスケジュールは再度抽選して決めるとしていた。
同社によると、6月中旬以降は毎月10万〜70万枚を発送する予定という。人によっては来年までずれ込む場合もある。
Twitterでは、通知を受け取った人が「発送予定は来年3月だって」などと驚く声が投稿されている。「そのころになったら忘れているかも」という意見もあり、少なくない数が入金されないまま残ってしまう可能性もありそうだ。
記念Suicaは昨年12月、1万5000枚限定で東京駅構内で発売したが、予想以上の人出で混乱が起きたため販売を打ち切り、希望者全員に販売する方針に変更していた。
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