gumiは4月10日、韓国子会社「gumi Korea」(ソウル)で従業員による横領があったことを確認し、被害額は約3800万円だったと発表した。この従業員を懲戒解雇し、刑事告訴して損害賠償を求めるという。
内部告発を受けて先月に調査チームを発足して調べたところ、元従業員によるコーポレートカードの私的利用約2600万円、取り引き実態のない支払い約2000万円が判明した。元従業員はゼネラルマネージャーで、権限を悪用して私的な購入の支払いなどに当てていたという。
同社は「連結子会社においてこのような不正行為が行われたことについて厳粛に受け止めている」として、コーポレートカードの原則廃止かカード管理体制の強化、取り引き実態のない支払いへの防止策、子会社の経理を監視する部署の新設など再発防止策を実施する。
関連記事
- gumiの韓国子会社で横領? 従業員関与の疑い
- gumi、100人の希望退職を実施
- 上場したばかりのgumi、黒字予想から一転、営業赤字に転落へ
- 「上場直後の下方修正」などIPOで相次ぐ問題、日本取引所が対応策 証券会社・監査法人に協力要請
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.