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niconico「クリエイター奨励プログラム」総支払額13億6900万円に 1再生あたり0.29円
動画や素材の制作者に金銭を還元する「クリエイター奨励プログラム」の累計支払額が13億6900万円に。任天堂が公認した影響もあり、ゲーム動画の投稿が増えている。
ドワンゴは4月17日、niconicoにおける「クリエイター奨励プログラム」の総支払額が約13億6900万円になったと発表した。登録作品数は前年比2倍以上となり、ゲーム動画が増えている。1000万円以上受け取ったユーザーは累計17人になった。
スタートした2011年12月分から、2015年1月分までの総支払額は13億6927万4737円。奨励金の原資には、プレミアム会員収入の一部と動画広告の売り上げを充てており、14年は約6億円だった。14年12月時点で、1再生当たりの支払額は0.29円になっている。
niconicoに投稿された動画やイラスト、動画素材やツールを対象に、作品の人気度に応じてクリエイターに奨励金を支払う仕組み。累計作品登録数は2月時点で31万7661作品と、昨年比2倍以上になっている。
登録作品ジャンルは動画が75.1%、静画(イラストや漫画)が16.8%で、制作ツールや背景などの素材、生放送、立体(3Dデータ)が続く。動画作品の登録数が増えており、約4割を占めるゲーム動画の伸びが特に大きいという。昨年12月に任天堂がゲーム関連動画の“公式2次創作”を認めた影響がうかがえる。
1000万円以上受け取ったユーザーはこれまでに17人で、うち直近1年では2人。500万〜999万円は29人(直近1年では8人)、100万〜499万円は201人(同85人)だった。
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