記事の“バズ”を分析 ユーザーローカル、メディア企業向け「Media Insight」発売
ニュースサイトやキュレーションサイトなどの各記事について、ソーシャルメディアでどれぐらい反響(バズ)があったかを調査・分析するツール「Media Insight」をユーザーローカルが発売した。
ユーザーローカルは4月17日、ニュースサイトやキュレーションサイトなどの各記事について、ソーシャルメディアでどれぐらい反響(バズ)があったかを調査・分析するツール「Media Insight」を、サイト運営者向けに発売した。価格は月額10万円(税別)から。月間5000万ページビュー規模のニュースサイトで月額20万円程度という。
現時点で国内290のニュース媒体に対応。調べたい媒体を指定すると、各記事がTwitterやFacebookでどれぐらい言及され、「いいね!」やシェアがされたかを分析。何曜日の何時に書かれた記事がシェアされやすいかなどの傾向も調査できる。自社媒体・自社のソーシャルメディアアカウントだけではなく、他のメディアの記事の反響の調査も可能だ。
ソーシャルメディア経由のトラフィックに加え、ニュースアプリ経由、検索エンジン経由、ニュースポータル経由の流入量を記事ごとに調査可能。SNSでの反響と記事への流入数との相関を分析することで記事への流入効果を測定できる。記事のジャンルや記者ごとの集計も可能だ。記事閲覧者の性別・年代などの推定属性も表示する。
どの段落がよく読まれているかなど、記事の読まれ方を分析できるヒートマップ機能を搭載。ニュースポータルやニュースアプリ経由で来た読者とSNS経由で来た読者で読み方の違いも調べられる。会員登録や有料会員コンテンツがあるメディアの場合、どの記事をきっかけに登録・有料会員化したかの分析も可能だ。
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