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ニコンとシグマ、手ブレ補正レンズ特許訴訟で和解

手ブレ補正レンズの特許を侵害されたとしてニコンがシグマを訴えた特許訴訟は和解が成立。

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 手ブレ補正機構を搭載した一眼レフ用交換レンズの特許を侵害されたとしてニコンがシグマに損害賠償などを求めていた訴訟で、ニコンは4月21日、東京地裁で和解が成立したと発表した。ニコンはシグマから和解金を受け取るが、具体的な金額などは非公開。

 ニコンは2011年5月、手ブレ補正機構を搭載した交換レンズの特許をシグマに侵害されたとして、侵害の停止と126億円の損害賠償を求めて提訴。東京地裁は14年2月、ニコンの主張を認めてシグマに15億円の支払いを命じたが、二審の知財高裁は和解を勧告していた。

 ニコンによると、「東京地裁判決も含め、これまでの訴訟の経緯などを総合的に勘案した結果、和解により早期に解決することが最善だと判断した」という。

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