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「『ほぼ日』数年内に上場」報道に糸井重里さん「ずっと前からこういう話してるのにねぇ」
「ほぼ日」が上場を目指していると伝えたニュースを受け、糸井重里さんがTwitterで、「ずっと前からこういう話してるのにねぇ」などとコメントした。
Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する東京糸井重里事務所が数年内の株式上場を目指していると時事通信が5月5日付けで伝えたことを受け、同社代表の糸井重里さんが同日、Twitterで、何年も前から上場準備を進めていたことを示す過去のインタビュー記事を紹介。「ずっと前からこういう話してるのにねぇ。ほんとはニュースじゃないよ、会社の姿勢だよ」とコメントした。
ほぼ日刊イトイ新聞は1998年に創刊した日刊更新のWebサイト。コラムやインタビュー記事、対談などを掲載しているほか、スケジュール帳「ほぼ日手帳」などオリジナル商品の企画・販売事業も行っている。
時事通信の記事によると、糸井さんは「いろいろなことが試せる『柔らかいIPO』(新規株式公開)をしたい」と語り、上場で得た資金で「人が欲しい」と話していたという。記事はネットで大きな反響を呼んだが、糸井さんは以前から、IPOに対する考え方をメディアなどで語っており、目新しい話ではなかったようだ。
5日のツイートで糸井さんは、「いつでも上場できるくらいの資格を持っていないと生き延びられないと思っている。もう、5年も6年も上場準備と称して、社内を整えている」などと話した2013年のインタビュー記事を紹介。上場できる体制を整えておくのは「会社の姿勢だよ」などとコメントした。
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